2013年10月25日
新化学技術協、札幌でバイオマス講演会
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会(会長・藤吉建二三井化学会長)は、「非可食バイオマス変換の最前線」をテーマにバイオマス分科会講演会を11月18日に札幌市北区の北海道大学創成科学研究棟で開催する。参加費は無料。

講演会では、福永哲也・出光興産先進技術研究所主任研究員が「藻類油からのDrop-in Fuel製造」をテーマに、福岡淳・北海道大学触媒化学研究センター長・教授が「炭素系触媒によるセルロース分解」をテーマに、それぞれ講演する。

福永氏は、石油系燃料と同一性状の燃料であるDrop-in Fuelを微細藻類から製造する技術を中心に関連規制、開発動向、課題について語る。福岡氏は、バイオマス原料の本命である非植物系のリグノセルロースやセルロース糖化について報告する。

問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)。