2013年10月28日
出光興産、キャッサバからバイオ燃料 パイロット運転開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は28日、タイに建設中だったキャッサバ・エタノール製造パイロットプラントが完成し、運転を開始したと発表した。製造規模は50キロリットル/年。再生可能エネルギーとして期待の大きい“バイオ燃料”事業化に向けた実証試験が本格スタートする。

パイロットプラントは、同国ナコンラチャシマ県にある、国内最大のスターチ(でんぷん)メーカー、サングァン・ウォンセ・インダストリーズ(SWI)社の工場敷地内に完成した。

原料にはキャッサバからタピオカスターチを製造する際に出る残渣(キャッサバパルプ)を使用する。
特別な前処理を行わず、発酵槽での撹拌も必要でないため低コストでのバイオエタノール製造が可能となる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1382951560.pdf