2013年10月29日 |
NEDO、新しい自動車排ガス浄化用助触媒材を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、NEDOとノリタケカンパニーリミテッド、名古屋工業大学と共同で、希少金属セリウムの使用量を30%以上低減できる自動車排ガス浄化用助触媒材の開発に成功したと発表した。 開発した助触媒材は、材料のジルコニア表面にセリウムをコーティングするコアシェル構造を採用することにより、セリウム使用量を低減した。とくに、低温での触媒効果により効率的な排ガス浄化が可能になる。 さらに、同技術の応用により、触媒の貴金属(白金族)の使用量低減も期待できる。 NEDOでは、2016年度の実用化を目指して耐久性評価など実用化に向けての技術開発を進めていく方針である。 |