2013年10月31日
9月の鉱工業生産1.5%上昇「持ち直しの動きで推移」
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が30日発表した9月の鉱工業指数(2010年=100)速報値によると、生産は前月比1.5%上昇の98.5、出荷は1.6%上昇の97.0、在庫は0.2%低下の108.3、在庫率2.0%低下の110.2だった。

製造工業の生産予測調査によると、10月は前月比4.7%の上昇、11月は1.2%の低下を予測している。
基調判断は、前月までの「生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」から「生産は持ち直しの動きで推移」と、6カ月ぶりに上方修正した。

業種別では化学工業(除、医薬品)、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、化学工業などが15業種のうち9業種で前月を上回った。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比0.9%上昇の92.8、出荷は0.0%と変わらず91.4、在庫1.6%上昇の107.3で、在庫率は2.2%上昇の122.0だった。

プラスチック製品工業は、生産が前月比0.9%低下の96.4、出荷0.3%低下の95.6、在庫は0.9%上昇の106.4で、在庫率は2.0%上昇の110.3となった。