2013年10月31日
トクヤマ・第2四半期 最終損益 70億円改善
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:トクヤマ

トクヤマが31日発表した13年4-9月期連結決算は営業利益が前年同期比9.8倍の78億円、最終損益は25億円の赤字から45億円の黒字へと70億円の大幅改善となった。売上高は1350億円で7.2%の増収だった。全社的な費用削減への取り組みが奏功した。円安も寄与した。

多結晶シリコンは、半導体向け市場は回復基調にあるものの、太陽電池向けは供給過剰による市況低迷が続き、販売数量が低調に推移した。

マレーシアの多結晶シリコン計画はほぼ順調に進み、現在第1期年産6000トン設備が試運転中。11月中には生産開始の予定だ。


【トクヤマ・第2四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率%
◇売上高     135,034(7.2)
◇営業利益     7,811(885.3)
◇経常利益     6,094(-)
◇当期純利益     4,518(-)
◇1株当たり純利益  12.99円(△7.30円)

<2014年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率%
◇売上高      275,500(6.5)
◇営業利益     14,000(106.7)
◇経常利益     10,000(209.4)
◇当期純利益    7,500(-)
◇1株当たり純利益  21.58円