2013年10月31日
旭化成・第2四半期営業益743億円、過去最高
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成

旭化成が31日発表した、今年度4-9月期連結決算は営業利益が前年同期比倍増の743億円、純利益が2.3倍の466億円で過去最高を更新した。
同社の小堀秀毅取締役・常務執行役員は「営業利益、経常利益ともに上期として過去最高になった」とし、その要因に「国内型事業である住宅と医薬が好調で、とくに住宅は上期営業利益として過去最高になった」点を挙げた。また「輸出比率の高いケミカル部門も円安(1ドル99円で昨年に比べて20円の円安)で輸出採算が改善したのが大きかった」と説明した。通期見通しも明るいようで「経常利益は過去最高の1450億円を確保できる見通しだ」と語った。

【旭化成・第2四半期(連結)】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高      918,984 (16.7)
◇営業利益      74,295(94.0)
◇経常利益      72,886 (103.2)
◇当期純利益     46,649(722.1)
◇1株当たり純利益   33.38円 (14.75円)

【旭化成・3月期通期(連結)予想】
◇売上高      1,904,000 (14.2)
◇営業利益      145,000(57.7)
◇経常利益      143,000 (50.3)
◇当期純利益      86,000(60.1)
◇1株当たり純利益   61.54円