2013年11月06日
農研機構、米菓適性、多収の水稲モチ新品種開発
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、米菓加工適性があり、安定して収量性が高い水稲モチ新品種「ゆきみのり」を開発したと発表した。

収量性は、一般的なモチ品種である「ヒメノモチ」よりも高く、標肥栽培で13%、多肥栽培で8%も多収である。また、モチの硬化性が「ヒメノモチ」よりも高く、加工した米菓(かきもち)は歯ごたえ、歯ごなれが良く、食感のよさが認められる。

新潟県内の米菓業界で原材料として利用できる可能性が高いと評価され、平成26年度からの作付けが計画されている。