2013年11月07日
農水省、「化学肥料の節減推進」フォーラム
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省と農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、「新技術の導入による化学肥料節減の推進」をテーマにした東海地域マッチングフォーラムを11月19日に名古屋市中区の電気文化会館で開催する。参加費は無料。

マッチングフォーラムは、研究機関の開発技術を生産現場に迅速に普及定着させるために、生産者、普及関係者、研究者等が双方向の情報交換を行うものである。

現行の施肥管理は、輸入資源に過度に依存している一方、過剰な養分投入による環境負荷の増大や土壌養分バランスの悪化などの問題が起きている。これに対応するためには、低コストで効率的な施肥技術を導入するとともに、堆肥などの地域資源を適切に評価し利用していくことにより、施肥コストや環境負荷を低減していくことが重要と同省ではみている。

今回のマッチングフォーラムでは、化学肥料節減につながる点滴灌水同時施肥や家畜ふん堆肥を原料とした肥料開発の現状を紹介するとともに、現場との技術開発との意見交換を行い、個別の技術相談にも応じ、研究成果の普及や実用化に向けて効果的なマッチングを行う。

問い合わせ先は、農研機構中央農業総合研究センター情報広報課(TEL:029-838-8421)。