2013年11月07日
日化協、「温室効果ガス削減への取り組み」で冊子
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

日本化学工業協会は7日、温室効果ガス(GHG)削減への取り組みについて解説したパンフレット「GHG排出削減貢献に対する意欲的な取り組み」を発行し、関係企業・機関への配布を開始したと発表した。

日化協は2012年2月、温室効果ガスの中でも代表的なCO2の削減について「製品の生産段階だけでなく、生産から消費、廃棄までのライフサイクル全体で評価することが重要だ」とする「CO2排出削減量算定のガイドライン」をまとめ、その後も“世界標準化”を目指して各国に提案してきた。

今回完成したパンフレットは、この日化協案をベースに、ICCA(国際化学工業協会協議会)とWBCSD(持続的可能な開発のための世界経済人会議)の化学セクターが共同で編集したガイドラインの日本語版。編集には世界で標準化作業の経験を持つ専門家も加わり、LCA(ライフサイクル評価)のISO規格やGHGプロトコル、カーボンフットプリントなどとの整合性も図られたものとなった。

日化協ウェブサイト URL: http://www.nikkakyo.org/upload_files/global_warming/publish.h

希望者には無料提供する。

問い合わせ先は日本化学工業協会技術部(TEL:03-3297-2578)