2013年11月08日 | |
三井化学、米国とメキシコでPP自動車材追加増強 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
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三井化学、プライムポリマーの両社は8日、米国とメキシコでポリプロピレン(PP)自動車材の需要増大に対応するため生産能力の追加増強を行うと発表した。 現在、両工場とも今年末完成をめどに増設工事中だが、引き続き米国で2万1,000トン、メキシコで1万3,000トンの増強工事に入る。 北米の自動車市場は一時の低迷から回復して、今後さらに大きな成長が期待されている。 このため「アドバンスト コンポジッツ」(オハイオ州)の生産体制をさらに強化する。 現在年産25万4000トンの設備を1万4,000トン増強工事中だが、さらに2万1,000トン増やして28万9,000トンとする計画。14年第4四半期に 完成し年産28万9,000体制トンとなる。 メキシコでは「アドバンスト コンポジッツ メキシカーナ」の設備を今年末に4万5000トンから7万トンに拡大するのに続き、さらに1万3,000トン増やす。これにより来年末には8万3,000トンとほぼ2倍に能力が拡大する。 三井化学、プライムポリマーグループのPPコンパウンド生産能力は2014末には世界8拠点(日本、米国、メキシコ、ブラジル、欧州、インド、タイ、中国)合せて99万2,000トンとなり、世界トップレベルの地位をさらに固める。 ニュースリリース参照 〇北米におけるポリプロピレン自動車材能力増強について http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1383891474.pdf 〇Mitsui Chemicals Expands Automotive Use Polypropylene Production in the US and Mexico http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1383891474.pdf |