2013年11月11日 |
日化協、「新LRI」第2期の委託研究課題決まる |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会は11日、「新LRI」(Long-range Research Initiative: 化学物質が人の健康や環境に及ぼす影響に関する研究の長期的支援活動)の2013年度第2期委託研究課題が決ったと発表した。 今回採択したのは指定課題1件と、公募課題に応募のあった39件の中から選んだ5件の計6件。第1期からの継続課題12件とあわせ、新LRIの委託研究課題数は18件となった。 <2013年度 新LRI 第2期 採択課題> ■指定課題 ◇「工業ナノ粒子の溶解性と生体・生態影響評価に関する研究」 岩橋均・岐阜大学k応用生物科学部教授 ■公募課題 (1)「ゼブラフィッシュの神経分化を指標とする化学物質の発達神経毒性評価手法の開発」西村有平・三重大学大学院医学系研究科薬理ゲノミクス講師 (2)「産業利用促進を目指した新規 in vitro 発生毒性試験の応用研究」 山影康次・食品薬品安全センター秦野研究所部長 (3)「化学物質による複雑な肝毒性を予測及び評価するためのインビトロ・インシリコ統合型システムの開発」 吉成浩一・東北大学大学院薬学研究科准教授 (4)「加齢による代謝酵素・トランスポーターの機能変動を考慮した数理モデルを用いた化学物質の体内挙動の定量的予測」 楠原洋之・東京大学大学院薬学系研究科教授 (5)「メコン川流域における複合的な環境汚染に対する新規網羅的モニタリングシステムの開発とその実効性の検証」 平田収正・大阪大学大学院薬学研究科教授 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1384135853.doc |