2013年11月14日 |
タカラバイオ、酸化ストレス研究用試薬を発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは14日、生体にとって有害な化学物質であるアクロレインを検出する研究用試薬を12月16日から販売すると発表した。 アクロレインはアルデヒドの一種で、たばこ煙、排気ガス等に含まれる有害物質。近年、生体内での脂質の過酸化によってアクロレインが生成することが明らかにされ、生体に対するアクロレインの影響が注目されている。 アクロレインは動脈硬化症患者の疾患部位に検出されることが分かっているほか、近年では、特に脳梗塞とアクロレインの関係がクローズアップされ、脳梗塞患者では血中に多くのアクロレインが見られている。 今回発売する試薬には、タンパク質と結合したアクロレインを特異的に認識する抗体を用いた。ELISA法により検体中に含まれるアクロレインを2時間以内に測定することができる。 【製品の概要】 ◇製品名 Acrolein-Lysine Adduct Competitive EIA Kit ◇製品コード MK150 ◇容量 96回 ◇希望小売価格 106,050円(税込) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1384409894.pdf |