2013年11月15日
経産省、産業界に「消費税の適正転嫁」を要請
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省及び公正取引委員会は15日、2014年4月と15年10月の2段階にわたる消費税引き上げを踏まえて同日、親事業者(下請け事業者に業務の委託を行う事業者)及び大規模小売業者に対して「消費税の円滑かつ適正な転嫁」が行われるよう要請文書を発出したと発表した。

文書は経済産業省大臣及び公正取引委員会委員長の連名により、中小企業庁から発出した。
全産業界の親事業者及び大規模小売業者(合計19万9,133事業者)を対象に出した。

内容は、(1)商品・役務の対価の減額(2)商品購入・役務利用の強制(3)税抜き価格での交渉拒否などの「転嫁拒否行為」がないよう、政府としても監視・取り締まりを厳正に行うとしている。


ニュースリリース

(消費税の適正な転嫁について)
 http://www.meti.go.jp/press/2013/11/20131115006/20131115006-1.pdf
 
(別紙:消費税率の引上げについて)
 http://www.meti.go.jp/press/2013/11/20131115006/20131115006-2.pdf