2013年11月18日
帝人子会社、パラ系アラミド繊維複合材料を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人は18日、帝人グループでパラ系アラミド繊維「トワロン」の生産・販売を展開しているテイジン・アラミドB・V(本社・オランダ・アーネム市)が防弾チョッキ向けに新たなパラ系アラミド繊維複合材料「トワロンUD22」を開発し、販売を開始したと発表した。

「トワロン」のUD(一方向性)シートに樹脂を含浸させて、それを縦・横と方向を変えて2次積層し、耐摩耗性を高めるために熱可塑性フィルムで両側から挟んでラミネートした。
従来品に比べて、少ないレイヤーで優れた防弾性能を実現した。他の「トワロン」製ファブリック、ラミネート、コート加工品、遮蔽版などを組み合わせて使用することにより、さらに高い防弾性能とコスト効率を得ることができる。