2013年12月04日 |
アステラス製薬、経口前立腺がん剤 第3相臨床試験 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は4日、米国メディベーション社と共同で開発・商業化を進めている「エンザルタミド」について、非転移性去勢抵抗性前立腺がん患者を対象とした第3相臨床試験の患者組み入れを開始したと発表した。 米国、カナダ、欧州、南米、アジア太平洋地域の医療機関で、前立腺がん患者約1500人に行う。 アンドロゲン除去療法後に増悪したリスクの高い前立腺がん患者のうち、無症候性でこれまでに転移が確認されていない患者が対象となる。 主要評価項目は無転移生存期間で、標準治療に加え、エンザルタミド(160ミリグラムを1日1回投与)を投与した群とプラセボを投与した群の2群で比較する。 同社は、より早期の前立腺がんに対する新たな治療選択肢を提供できると期待している。 ニュースリリース参照 http://www.astellas.com/jp/corporate/news/pdf/131204_1_Jp.pdf |