2013年12月05日 | |
日立化成、インドネシアの粉末冶金製品、生産能力倍増 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日立化成 |
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日立化成は5日、インドネシアで自動車、二輪車向けに粉末冶金製品の需要が伸びているため、現地子会社の生産能力増強を決めたと発表した。生産ラインを1レーン増やして能力を倍増する。2015年春稼働開始の予定。 また子会社の社名を Hitachi Powdered Metals から「PT Hitachi Chemical Indonesia」(HCID)に変更した。 粉末金属冶金とは、鉄・銅などの金属の粉を加圧成形して焼き固めた製品のことで、金属粉の配合によって製品の物性を変えることができる特徴がある。自動車の場合、ピストンを動かすギアなどをこの製法でつくる。 HCIDは2012年度から二輪車用途を中心に粉末冶金製品を生産してきたが、増加する四輪車の需要を取り込むため、工場内に生産ラインの増設を決めた。 <PT Hitachi Chemical Indonesia(旧社名 PT Hitachi Powdered Metals Indonesia)の概要> (1)所在地 :インドネシア西ジャワ州 カラワン県 スルヤチプタ工業団地 (2)代表者 :取締役社長 眞木 邦雄 (3)事業内容 :粉末冶金製品の製造および販売 (4)資本金 :37百万米ドル (5)設立 :2010年10月 (6)株主 :日立化成グループ100% (7)従業員 :約180名(2015年度予定) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1386218608.pdf |