2013年12月09日 |
三菱樹脂、滋賀・浅井工場で共押出多層フィルム増設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は9日、食品包装用を中心に需要が拡大している共押出多層フィルム「ダイアミロン」(商品名)の生産能力増強を決めたと発表した。浅井工場(滋賀県長浜市)に投資額約14億円で生産ラインを新設する。一部をクリーンルーム化する。営業運転開始は2014年10月の予定。 「ダイアミロン」は、1枚のフィルムにガスバリア性や易開封性(イージーピール)、高耐熱性など多様な機能を持たせた高機能フィルムで、主にハムやソーセージなど食品包装用に使用されている。 最近はメディカル分野向けにも需要が伸びてきたことから一部をクリーンルーム化し、よりクリーンな環境下で生産できる体制を構築することにした。顧客ニーズに応えたカスタマイズ製品の生産にも注力していく方針だ。 <用語の解説> ■共押出多層フィルムとは :複数の樹脂原料を同時に製膜し、ガスバリア性や易開封性などさまざまな機能を持たせた多層フィルム。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1386555904.pdf |