2013年12月09日
横浜ゴム、国内リトレッドタイヤ2社を統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは9日、国内リトレッドタイヤ事業2社を1社に統合すると発表した。
2014年1月1日付でヨコハマタイヤ東日本リトレッド(埼玉県入間郡)と山陽リトレッド(広島県尾道市)の両社を統合し、新たに「ヨコハマタイヤリトレッド」を設立する。本社を尾道市、事業所を尾道市、北海道苫小牧市、埼玉県入間郡、愛知県みよし市の全国4カ所に置く。

リトレッド(更生)とは、摩耗して使い終わったタイヤの表面に再度トレッドゴムを貼り直し再利用できるようにすること。近年、環境負荷低減が可能なことや、貨物・旅客輸送会社のコスト削減に貢献できることから、トラック・バス用のリトレッドタイヤ需要が増加している。

横浜ゴムでは運送会社に対し新品タイヤの購入から、タイヤ運用中の管理・点検・補修、さらにリトレッドタイヤ利用までをトータルにサポートする「エコメソッド」を展開している。今後のリトレッドタイヤ需要の増大に対応するため、同事業の経営効率化を図ることにした。