2013年12月11日
帝人フロンティア、病院カーテンの循環型リサイクル拡大
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:帝人

帝人フロンティア(本社・大阪市中央区、竹中哲嗣社長)と病院・福祉施設管理専業のキングラン(本社・東京都千代田区、松原達也社長)は、共同で展開している病院カーテンの循環型リサイクルシステム「KGリサイクルシステム」の取り組みを拡大展開すると発表した。

キングランがリサイクル可能なカーテンのリース・販売及び使用後に不要となったカーテンの回収を行い、帝人フロンティアが回収されたカーテンをポリエステル繊維などに再生している。

キングランはこれまで以上に環境負荷低減に注力し、医療・福祉施設向けカーテン生地を全て改正グリーン購入法に対応したリサイクル対応商品に切り替える方針。

こうした取り組みにより、2013年度は関東地区を中心に約10トン、2014年度には関西・九州地区を加えて約20トン、2015年度にはキングラングループが取り扱う全てのカーテン(約400トン)をリサイクルする計画である。