2013年12月11日 |
三菱樹脂、無錫市に偏光板向けフィルム加工製品子会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は11日、中国江蘇省無錫市に光学用ポリエステルフィルム加工製品の製造・販売子会社「三菱樹脂光学フィルム(無錫)」(MPFW社)を設立したと発表した。約20億円を投じて液晶テレビの偏光板向けフィルム・コーティングラインを建設する。稼働開始は2015年4月の予定。 中国では液晶パネル工場の新増設が相次いでおり、液晶用バックライト部材となるポリエステルフィルム加工製品の需要も今後さらに拡大が見込まれる。このためMPFW社を設立。同市場向けに積極展開することにした。 原反フィルムは、今夏稼働入りした三菱樹脂ポリエステルフィルム社(蘇州)から受給する。 MPFW社は、原反フィルムにシリコンを塗布した偏光板向けリリースフィルム(離型フィルム)を製造、販売する。早期に生産販売体制を確立し、光学用ポリエステルフィルムのリーディングカンパニーをめざす。 【MPFW社の概要】 ・社名 :三菱樹脂光学フィルム(無錫)社(和文) ・所在地 :中国 江蘇省無錫市 ・代表者 :董事長 伊藤能彦、総経理 小松治郎 ・設立 :2013年10月14日 ・資本金 :13億円 ・株主 :三菱樹脂100% ・事業概要: ポリエステルフィルム加工製品の製造・販売 ・稼働開始: 2015年4月(予定) ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1386734115.pdf |