2013年12月11日
プラ循環協がフロー図を公表、廃プラ有効利用率80%に
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

プラスチック循環利用協会は11日、2012年プラ製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況(2012年フロー図)を作成し、公表した。

それによると、
(1)樹脂生産量は1054万トンで前年比9.1%減少し25年ぶりに1100万トンを下回った
(2)廃プラ総排出量は929万トンで同2.4%減少した
(3)「固形燃料・セメント原・燃料」がアンケート調査の結果42万トン増加(65.5%増)したため、サーマルリサイクル比率が2ポイント上昇、廃プラスチック有効利用率も2ポイント上がり初めて80%台に達した
ーなどがわかった。

廃プラスチックの有効利用率は、マテリアル、ケミカル及びサーマルリサイクルの比率がそれぞれ22%、4%、54%となり、サーマルリサイクルが2ポイント増加した。
マテリアルリサイクルの利用先としての廃プラの「輸出」は167万トン、前年比2.6%増と増加した。