2013年12月12日
11月のエチレン生産回復 59.8万トン、11%増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

経産省化学課は11日、11月のエチレン生産速報を発表した。

生産量は59万8,700トンで対前月比3.4%、対前年同月比10.8%増加で、2011年8月(61万2100トン)以来2年3カ月ぶりの高い水準となった。

定修センターはなく、平均稼働率は89.7%。前月の87.0%から2.7ポイント上昇した。

石化製品の長期需要低迷はひとまず収まった。内儒は緩やかながら回復基調。
アジア地域では一部メーカーのプラント・トラブルからエチレンの需給がタイトポジションとなり、韓国、中国向けエチレンの輸出が増えたことも追い風となった。
国内ではポリエチレンやEOGなど一部誘導品に定修明け後の在庫積み増し用の増産の動きが見られた。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1386765721.pdf