2013年12月12日
旭化成とゾール・メディカル、救命救急へ「基金」設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成

旭化成と米国の救命救急医療機器メーカーのゾール・メディカル(本社:米国マサチューセッツ州)は12日、科学技術の振興・教育を目的として独立法人「The ZOLL Foundation(ゾール基金)」の設立を決めたと発表した。

同基金は、生命蘇生措置の質の向上や、患者の心停止、罹患による容体悪化防止、救急患者の死亡率低下などを推進するため研究・教育・啓発活動に助成金を支給し支援していく方針。

今後、ウェブサイトを通じてこれらのケア分野に関心のある個人や組織から提案を募集する。

現在、突然の心停止によって世界で年間約100万人が死亡している。この場合、大半は発症リスクを認識しないまま突然死に至っている。
旭化成とゾール・ケミカルは救命救急医療の質の向上を図る活動の一環として、同基金設立を決めた。

ゾール基金のウェブサイト http://www.zollfoundation.org(英語)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1386830093.pdf