2013年12月16日 |
農水省、13年の研究成果10大トピックス |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省農林水産技術会議事務局は16日、「2013年農林水産研究成果10大トピックス」を選定した。 選定した10大トピックスは次の通り。 (1)リンゴの摘果が楽にできるハサミを開発(新しい3枚刃構造で手の負担を軽減) (2)森林用ドロップネットと運用方法の開発(山林における安全かつ効果的なニホンジカ密度低減に期待) (3)新規食品素材「米ゲル」(多彩な用途で小麦の代替と食品の低カロリー化に期待) (4)定置型イチゴ収穫ロボットを開発(大幅な省力化に期待) (5)コメの粒数を左右する遺伝子(TAWAWAI)の発見(イネの収量アップへの期待が高まる) (6)β―クリプトキサンチンの血中濃度が高い中高年女性は骨粗しょう症になりにくい(ミカンの骨粗しょう症発症予防効果に期待) (7)高CO2濃度によるコメの増収効果は高温条件下で低下(気候の違う2地点の開放系大気二酸化炭素増加実験により確認) (8)米粉パンに適した水稲新品種「ゆめふわり」を育成(やわらかい、しっとり、もっちりな米粉パンに) (9)高設イチゴ栽培を省力化する「無育苗栽培方法」を確立(育苗期間の大幅な短縮と育苗労力の軽減を実現) (10)コメ・コムギ3カ月前に豊凶予測(世界の2割の栽培面積で) |