2013年12月17日 |
東亞合成、新中計「価値創造型・高収益企業」めざす |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東亞合成 |
東亞合成は17日、2014年~2016年の新中計「ALL TOA 2016ー“強靱化そして創造へ”」を発表した。 2013年が最終年度となる現中計は、厳しい事業環境を受けて計画未達に終わる見込み。 新中計は創立70周年に当たる2014年がスタート年となる。 全部門で業務改革を遂行し、新製品・新事業を創出する“価値創造型・高収益企業”をめざす。 テーマを(1)次世代新製品開発(2)既存事業の生産・販売体制の強靱化と質的転換(3)魅力ある会社への質的転換、の3つに絞り、さらなる発展につなげる。 基礎化学事業では、(1)3工場(名古屋、横浜、徳島)の生産体制最適化(2)ガス拡散電極法の導入による競争力強化と電解技術の拡充(3)高純度無機製品の事業拡大(4)工業ガス事業の基盤強化、に注力する。 アクリル製品事業では、モノマー事業の恒常的黒字化、ポリマー事業の新規用途開発と利益最大化、アロニックス事業の新製品開発・コストダウン、またシンガポール事業の安定収益構造確立を図る方針だ。 <2016年の数値目標> 単位 :億円( )は2013年予想 ◇連結売上高 1,700(1,500) ◇営業利益 185(150) ◇売上高営業利益率 11.0%(10.0%) |