2013年12月18日
森VEC会長「消費増税の駆け込み需要反動を警戒」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)の森俊三会長(信越化学工業社長)は18日の定例会長会見で、今年1年を振り返り「今年前半は底堅い動きで、8月以降は上昇に向かってきた。現在も順調に推移している」としたうえで、「その要因は、住宅、自動車にみられる4月からの消費増税を控えた駆け込み需要が大きい」と指摘した。

また、「前回の消費増税の時も駆け込み需要が発生し、大きな反動に見舞われた」とし、「今回はアベノミクス効果もあるので、状況は異なると思うが、警戒したい」と強調した。さらに2013年年間の見通しとして、「生産は前年比111%、国内出荷は104%程度になりそうだ」との見通しを示した。