2013年12月25日

大日住友薬、速効型インスリン分泌剤 効能変更

【カテゴリー】：ファインケミカル 【関連企業・団体】：大日本住友製薬

大日本住友製薬は25日、速効型インスリン分泌促進剤「シュアポスト」（一般名：レパグリニド）の効能・効果を「2型糖尿病」に変更するための承認申請を同日付で行ったと発表した。 同剤は食後のインスリン分泌を速やかに促進することにより、2型糖尿病患者の食後の血糖推移を改善する速効型インスリン分泌促進剤。世界主要国を含む90カ国以上で承認・販売されている。 日本では2004年に同社がノボ ノルディスク ファーマ社から開発を引き継ぎ、2011年に単剤療法およびα‐グルコシダーゼ阻害剤との併用療法を効能・効果として製造販売承認を取得し、2011年5月に発売した。また2013年2月にはビグアナイド系薬剤などとの併用に関する効能・効果の追加承認を取得した。 今回、さらに血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象に国内長期併用投与試験を実施し、同剤を併用することで、長期にわたる有効性および安全性が確認されたため再度追加申請した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1387953844.pdf