2013年12月25日
特許庁、26年度知財政策予算で9.8%増1261億円計上
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

経済産業省・特許庁は、平成26年度知的財産政策関係予算として、前年度当初予算比9.8%増の1261億円を計上した。
このうち、新規政策として計上したものをみると、「地域ブランド育成の支援」(予算額5000万円)では地域団体商標を活用した地域ブランドの育成のため各地でのセミナー開催等による支援である。「グローバル知財人材の育成支援」(同6000万円)では、知財戦略を経営戦略に活用できる人財を確保し、わが国の国際競争力を強化するため、企業経営者などを対象にした知財戦略等に関する実践的研修の実施と成果の普及を行う。

「任期付審査官の確保」では、世界最速かつ最高品質の特許審査を目指し、審査体制を強化するために任期付審査官を新規に100人確保する。「意匠・商標の制度改正に対応した審査体制の整備」(同1億4000万円)では、画像デザインへの新たな分類付与や新しい商標(色彩等)の保護拡充に対応した色の検索コードの作成など、審査用資料の収集・整備を進める。