2013年12月26日 |
農研機構、稲発酵粗飼料用の水稲新品種を開発 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、早生で耐倒伏性が強く茎葉多収の稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちはやて」を開発した。 これは、(1)早生で「コシヒカリ」よりも約2週間早く収穫できるため、収穫作業の労力分散が可能(2)地上部収量が高く、牛が消化しにくい籾の割合が低い。消化性の良い茎葉の割合が高いため、品質の良い稲発酵粗飼料になる(3)倒伏耐性が強いため、安定した栽培が期待できるーなどの特徴がある。 栽培適地は、関東以西で、数年後には数十ヘクタールでの栽培が見込まれている。 |