2013年12月27日
経産省・11月生産指数、化学は3カ月連続の前月比増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が27日発表した11月の鉱工業指数(2010年=100)速報値によると、生産は前月比0.1%上昇の99.4と3日月連続のプラスだった。出荷は0.1%低下の99.0と3カ月ぶりのマイナス、在庫は1.9%低下の106.0、在庫率1.4%低下の104.5だった。

製造工業生産予測調査によると、12月は前月比2.8%の上昇、2014年1月は同4.6%の上昇だった。
基調判断は、「生産は持ち直しの動きで推移」を3カ月連続据え置いた。

11月に生産が上昇した業種は、自動車などの輸送機械工業、情報通信工業、化学工業(除、医薬品)、鉄工業など15業種のうち8業種、低下したのは電子部品・デバイス工業、プラスチック製品、非鉄金属工業など7業種だった。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比1.2%上昇の94.3、出荷0.1%上昇の96.0、在庫0.4%上昇の104.4、在庫率は2.7%上昇の111.4だった。

プラスチック製品工業は、生産が0.4%低下の100.2、出荷0.9%上昇の99.1、在庫は0.2%低下の106.2で、在庫率は20.0%と変わらず107.5となった。生産は3カ月ぶりにマイナス、出荷は3カ月連続のプラス。