2014年01月08日
NEDO、バイオ燃料製造技術開発の委託先を決定
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8日、「平成25年度バイオ燃料製造の有用要素技術開発事業」として、バイオインダストリー協会(JBA)など提案の4件を決定したと発表した。
これは、2020年までに国内外のバイオエタノールと競合可能な製造コストでのセルロース系エタノールを商用機スケールで生産する実用化に資する要素技術を2016年度末において生産技術として確立することを目標にしている。委託先に決定した4件は次の通り。
▽可溶性糖質培養による木質系バイオマス由来パルプ分解用酵素生産の研究開発(委託先はバイオメタリアル イン トウキョウ、信州大学、森林総合研究所)
▽バイオ燃料事業化に向けた革新的糖化酵素工業生産菌の創製と糖化酵素の生産技術開発(花王、長岡技術科学大学、バイオインダストリー協会)
▽有用微生物を用いた発酵生産技術の研究開発(日揮、産業技術総合研究所、君が淵学園崇城大学、バイオインダストリー協会)
▽ゲノム育種及び高効率林業によるバイオマス増産に関する研究開発(日本製紙、東京農工大学、千葉大学)