2014年01月08日
武田薬品、潰瘍性大腸炎・クローン病薬第3相試験開始
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は8日、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬vedolizumab(開発コード:MLN0002)について、日本における中等度から重度の潰瘍性大腸炎・クローン病を対象とした2つの臨床第3相試験を開始したと発表した。

今回開始した2つの臨床第3相試験は、導入療法および維持療法における同剤の有効性・安全性ならびに薬物動態を検討する多施設共同、無作為化、二重盲検並行郡比較試験である。

なお同社は、同剤について、成人の中等度から重度の潰瘍性大腸炎およびクローン病を適応症として2013年3月に欧州医薬品庁(EMA)に販売許可申請を、同年6月に米国FDA(食品医薬品局)に生物学的製剤承認申請を提出している。