2014年01月09日
生物研、遺伝子組換え技術で公開シンポジウム
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省の農業生物資源研究所(生物研)は、遺伝子組換えカイコを用いた動物医薬品の開発を行っているが、遺伝子組換え技術に関する公開シンポジウム「カイコ産業の未来/動物医薬品の開発を目指して」を1月30日13時15分に東京都千代田区の秋葉原コンベンションホールで開催する。参加費は無料。
生物研では、遺伝子組換えカイコを用いた動物医薬品の開発を進めているが、新たな動物用バイオ医薬品の実用化の後押しになるように、民間企業や行政機関との意見交換を行う場を設けるため、公開シンポジウムを開催することにした。

公開シンポジウムでは、「遺伝子組換え技術を用いた動物用医薬品の開発とその周辺の課題」、「動物医薬品の生産を目指した遺伝子組換えカイコ技術の開発と課題」、「遺伝子組換えカイコ発現系で作出したサイトカインによる牛の乳房炎治療技術の開発と課題」、「カイコを利用した動物由来タンパク質の生産」、「カイコを用いた動物用医薬品の研究開発について」をテーマにした講演が行われる。
問い合わせ先は、農業生物資源研究所広報室(TEL:029-838-8469)。