2014年01月10日 |
農研機構、種子を食用利用できるカボチャ新品種開発 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、種子に厚い殻がなく、殻むきしないで種子の食用利用が可能なペボカボチャ品種「ストライプペポ」を開発したと発表した。 「ストライプペポ」の種子には、厚い殻がないため、果実から採種した後はそのまま菓子のトッピングなど食品素材として利用することができる。既存の食用種子カボチャ品種に比べて、面積当たり約2.4倍の種子の生産が見込まれる。また、果実は株元に着果しやすい特性をもつことから、収穫作業が楽になるなど省力栽培に向いている。 平成25年度は、北海道川上郡和寒町を中心に約7ヘクタールの作付けが行われた。農業の6次産業化を促進させる作物として期待される。 |