2014年01月14日
スズキの新型車「ハスラー」に三菱化学のバイオエンプラ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱化学

三菱化学は14日、スズキの新型軽乗用車「HUSTLER(ハスラー)」の内装樹脂カラーパネルに、三菱化学のバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が採用されたと発表した。

スズキは昨年12月24日、“アクティブなライフスタイル”に適した、新タイプの軽乗用車として「ハスラー」の発売を発表した。

関連ファイル :http://www.suzuki.co.jp/release/a/2013/1224/index.html


三菱化学の「DURABIO」は、再生可能な植物由来のイソソルバイドを原料としたバイオエンプラで、耐衝撃性・耐熱性・耐候性などに優れる。また、発色性が良く、透明度が非常に高いため、顔料を配合して成形するだけでつややかな光沢のある成形品をつくることができる。表面が硬くて丈夫なため、擦り傷や切り傷がつきにくいなどの特徴もある。

「ハスラー」への採用に当たっては、両社共同で技術開発に取り組み、自動車内装カラーパネルとして世界で初めて実用化を果たした。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1389675780.pdf