2014年01月15日
東ソー、高精度の「自動リポ蛋白分析計」新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東ソー

東ソーは15日、血清中のコレステロール値を迅速、高精度に測定する「自動リポ蛋白分析計」(HCL-729LP2)を開発、販売開始したと発表した。

高コレステロールなどの脂質異常症は、潜在的な患者を含めると国内では2,200万人と推定され、糖尿病と並ぶ代表的な生活習慣病となっている。

同じコレステロールにも、抗動脈硬化作用を有する善玉コレステロール(HDL)と、動脈硬化を促進する悪玉コレステロール(LDL)の2種類があるが、近年ではさらに、肥満、メタボリックシンドローム、インスリン抵抗性などにより増加するVLDLコレステロールも動脈硬化発症リスクに関与するとして注目されている。

今回発売した「自動リポ蛋白分析計」は、これらのコレステロールを迅速に見分け、測定する。
これにより脂質異常症のタイプ(WTO分類)を見分けることができる。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1389757881.pdf