2014年01月17日 |
三菱樹脂、ウレタン断熱材守る防火コートを新開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は17日、ウレタン断熱材の表面に難燃性を付与した新しい防火コート剤「ノバレタン・Nコート」(商品名)を開発、1月20日から発売開始すると発表した。 最近は住宅やマンションの工事現場で、断熱性に優れたウレタン系断熱材を献上や壁、床面に吹き付け施工することが増えているが、一般的にウレタン断熱材は燃えやすいため、さらに上にセメント系防火コート剤を塗布するなどの安全対策がとられている。 新開発した「ノバレタン・Nコート」は、ケイ酸ソーダ(水ガラス)を主成分とする1液硬化型の無機コート剤で、発泡断熱材の表面にプライマーを塗り、小型装置でコート剤を吹き付けるだけでよく施工が簡単。現場での材料配合や撹拌、大型機械類の持ち込みなどが不要のため、作業効率や工期の短縮、コスト削減が可能となる。建築基準法に基づく不燃認定も取得済みだ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1389934476.pdf |