2014年01月20日
昨年のエチレン生産 669万トン、前年比8.9%増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

石油化学工業協会は20日、2013年12月および暦年の主要石化製品生産実績を発表した。

エチレンの12月生産量は621,900トンで、前年同月比9.7%(55,100トン)と前月に続いて高い伸びを示した。
定修センターはなく 稼働率平均は90.2%で前月の89.7%から0.5ポイント上昇した。

この結果、同年1-12月暦年生産量は6,692,500トンで、前年比8.9%の増加となった。

また、誘導品の12月生産は17品目のうち、LD、EG、ANの3品目を除く14品目が前年比プラスとなった。

住宅や公共投資関連、また全体的な景気回復を背景に国内需要が戻ってきた。
樹脂メーカーなど各社がナフサ価格見合いの値上げを打ち出したことで前倒し樹脂が見られた。
4月からの消費税増税前の駆け込み需要も顕著となってきた。

1-12月計ではHD、PP、MMAモノマー、アセトアルデヒド、ANの5品目を除く17品目中12品目がプラスとなった。

ニュースリリース参照

石油化学製品 18品目生産実績
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1390191510.pdf