2014年01月20日 |
栄研化学、FINDとシャーガス病治療法共同開発 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:栄研化学 |
栄研化学は20日、FIND(Foundation forInnovative New Diagnostics、本部:ジュネーブ)との間で、LAMP法を利用したシャーガス病の簡易・迅速診断法の共同開発契約を締結したと発表した。 同社のLAMP法を利用し結核、マラリア、アフリカ睡眠病、リーシュマニア症の簡易・迅速診断法を開発する。 シャーガス病はクルーズトリパノソーマ原虫の寄生によって発生する疾患で、感染者は世界800万~1,100万人といわれる。メキシコなど中南米地域に多い風土病で、顧みられない病気の一つとなっている。早期に治療を開始すればほぼ100%治癒するが、ほとんどが無症状か軽度のため発見が難しく、感染が長引くと心筋障害や突然死をきたすことがある。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1390202926.pdf |