2014年01月22日 |
武田薬品、大うつ病治療薬を米国で販売開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は22日、 Lundbeck社(本社:デンマーク)と、成人の大うつ病治療薬「Brintellix」(一般名:ボルチオキセチン臭化水素酸塩)の米国内での販売を開始したと発表した。 同剤は、2013年9月に米FDAの承認を取得。1日1回投与の経口抗うつ薬で、幅広い用量設定によって多様な患者のニーズに対応できる。 同剤の有効性および安全性は、6~8週間の短期投与試験(6本)と、24~64週間の長期維持試験(1本)による包括的な臨床試験プログラムによって統計学的に有意な改善効果が評価された。 全世界うつ病患者のうち、治療を受けているのは半数未満。うつ病による経済損失は世界規模で増大し続けると予測されている。また米国では、3,000万人以上が生涯の間に大うつ病を罹患すると推定されている。 |