2014年01月27日 |
医薬基盤研など3者、新規結核ワクチン共同開発へ契約 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
独立行政法人医薬基盤研究所(本所:茨木市、米田悦啓理事長)、NPO 法人 Aeras(本部:米国メリーランド州、トーマス・G・エバンス代表)およびクリエイトワクチン(本社:大阪市、上月孝一社長)の3者は27日、成人の肺結核治療に有効な新規ワクチンを共同開発することで一致し契約締結したと発表した。 これまでの結核ワクチンは、乳幼児には有効だが、成人の肺結核に対しては効果が薄いところから、新規結核ワクチンの開発が期待されていた。 3者は今回、医薬基盤研が開発した、ヒトパラインフルエンザ2型ウイルスベクター技術を利用し、免疫誘導型ワクチンの開発に挑むことにした。開発に成功すれば、同技術を用いた世界初の結核ワクチンとなり、今後の結核予防に貢献できることになる。 なお、クリエイトワクチンは、大日本住友製薬(本社:大阪市、多田正世社長)と日本ビーシージー製造(本社:東京都文京区、萩原昇社長)両社の合弁会社で、新規結核ワクチンを事業化するため2013年7月に設立。 ニュースリリース参照 新規結核ワクチンの共同開発で契約締結 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1390791067.pdf Global Collaboration Forms to Advance Japanese TB Vaccine Technology http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1390791067.pdf |