2014年01月28日 |
信越化学・第3四半期 最終益925億円と好調 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業が28日発表した2013年第3四半期(4~12月)連結決算は大幅な増収益で最終利益は11%増の925億円となった。売上高は11.5%増の8,720億円、営業利益は11.4%増の1,349億円だった。 売上高、利益とも過去最高ベース。主力の塩ビ・化成品事業が好調で売上高は25%増の3,235億円、営業利益は41%増の482億円だった。米シンテックが米国経済の回復に加えて中南米やロシア、トルコなど世界各国に向けて輸出を拡大した。オランダのシンエツPVCも堅調だった。 機能性化学品事業は、セルロース誘導体の国内事業が医薬用製品を中心に堅調に推移したが、ドイツのSEタイローズ社は価格競争激化の影響を受けた。豪州シムコア社の金属珪素は上半期は市況低迷の影響を受けたが、下半期に入り回復基調となった。半導体シリコン事業はスマホやタブレットPC向け需要を中心に緩やかな回復を見せた。 【信越化学工業・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率% ◇売上高 872,009 (11.5) ◇営業利益 134,936(11.4) ◇経常利益 141,339 (10.4) ◇当期純利益 92,534(10.9) ◇1株当たり純利益 217.65円(196.49円) <2014年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 1,060,000 (3.4) ◇営業利益 170,000 (8.3) ◇経常利益 180,000 (5.8) ◇当期純利益 110,000 (4.1) ◇1株当たり純利益 258.78円 |