2014年01月31日
12月の鉱工業指数、化学・プラ製品ともプラス
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が31日発表した12月の鉱工業指数(2010年=100)速報値は、生産が前月比1.1%上昇の100.3、出荷は0.6%上昇の99.7で、生産は2カ月ぶり、出荷は4カ月連続の上昇となった。

製造業の生産予測調査では、1月は前月比6.1%の上昇、2月同0.3%の上昇を予測している。。
これにより「生産は持ち直しの動きで推移している」とする基調判断を据え置いた。

12月に生産が上昇した業種は、金属製品、電子・デバイス工業、自動車、化学工業(除、医薬品)、プラスチック製品工業など15業種のうち13業種。低下したのは情報通信、繊維工業の2業種だった。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比1.0%上昇の95.2、出荷0.1%マイナスの95.8、在庫1.1%上昇の105.6、在庫率は1.7%上昇の113.3だった。

プラスチック製品工業は、生産が1.4%上昇の101.3、出荷0.9%上昇の99.6、在庫0.1%上昇の106.6で、在庫率は0.9%低下の107.4だった。