2014年02月03日 |
JXエネ、インドネシアで燃料油を輸入・販売 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは3日、海外事業強化の一環としてインドネシアで100%出資子会社が軽油の輸入・販売事業を開始すると発表した。2009年、ジャカルタ市に設立した子会社、PT.Nippon Oil Indonesia(NOID)がこのほど同国での軽油の輸入・販売に必要なライセンスを取得した。5月をめどに事業開始する。 経済成長が続くインドネシアは人口が2億4000万人と多く、ガソリン、軽油などの需要も増加しているが、石油精製能力の不足から、慢性的にこれら燃料油の不足状態が続いている。 今回、現地で輸入・販売事業に関するライセンスを取得したため、拡大する市場に応えることにした。 これまで潤滑油を販売してきたが、新たに燃料油販売に取り組む。日本と同じ「ENEOSブランド」を採用する。 引き続き、同国内での製油所、SS運営などサプライチェーン参入の可能性も検討していく方針だ。 【NOID社の概要】 (1)名称 PT.Nippon Oil Indonesia (2)所在地 ジャカルタ市 (3)設立 2009年8月 (4)資本金 610万米ドル (5)代表者 山本修 (6)事業内容 潤滑油・燃料の輸入・販売、石油・石炭・バイオ燃料等の情報収集 (7)従業員 13名(うち日本人駐在員6名) |