2014年02月03日 |
旭硝子、タイで薄板ソーダライムガラス生産能力拡大 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子(AGC)は3日、タイの子会社、AGCフラットガラス・タイランド(AFT)ライヨン工場にノート型PCなどのタッチパネル用カバーガラスとして使用される薄板ソーダライムガラス専用の生産設備を新設すると発表した。これにより、同社の薄板ソーダライムガラスの生産能力は50%増強する。供給開始は 2014年3月の予定。 電子機器へのタッチパネル機能の搭載は急速に普及しており旭硝子はこれらのカバーガラス向けに化学強化用特殊ガラスDragontrailの販売を強化してきた。 AFTは薄板ソーダライムガラスの生産では10年以上の実績を持つが、今回新設する設備には旭硝子の電子用特殊ガラス技術を活かし、さらに高品質なガラス生産を可能にした。 旭硝子はタイの薄板ガラス生産拠点を中心に、今後は欧州や中国等の生産・加工拠点とも連携し、化学強化ソーダライムガラス市場への展開を加速する方針だ。 【AGCフラットガラス・タイランドの概要】 ◇代表者: 塩井 英喜 ◇設立: 1963年 ◇生産品目: 建築用ガラス、自動車用素板ガラス、産業用ガラス、ミラー ◇工場: サムットプラカン工場、チョンブリ工場、ライヨン工場 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1391406860.pdf |