2014年02月03日 |
エーザイ、抗がん剤「レンバチニブ」有効性確認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:エーザイ |
エーザイは3日、自社創製のファーストインクラスの新規結合型選択的チロシンキナーゼ阻害剤(抗がん剤)「レンバチニブ」が、放射性ヨウ素治療抵抗性の分化型甲状腺がんを対象にした臨床第3相試験で、統計的に顕著な有意差をもって無増悪生存期間を改善し、主要評価項目を達成したと発表した。 この臨床試験は、欧州、米州および日本を含むアジア地域の100以上の施設が参加し、392人の患者を対象に実施した。試験で確認された有害事象は高血圧、下痢、食欲減退、体重減少だった。 エーザイでは、今回の試験結果に基づき、日本、米国、欧州の各当局に承認申請を行う予定である。承認されれば、日本の製薬企業が開発した初の低分子分子標的剤となる。 ニュースリリース http://www.eisai.co.jp/news/news201407pdf.pdf |