2014年02月04日
協和キリン、肝細胞癌の新薬で国内第3相試験開始
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは4日、ソラフェニブ治療歴を有するc-Met高発現の切除不能幹細胞癌を対象にしたAQR197の第3相臨床試験を日本で開始したと発表した。

同試験は、プラセボを対照とした無作為化二重盲検比較試験。目標症例数は160人。

AQR197は、米国アーキュール社が創製した経口投与可能な分子標的薬で、協和キリンは2007年4月にアーキュール社との間で、日本並びにアジアの一部(中国、韓国および台湾)での独占的開発・販売権を取得するライセンス契約を締結した。