2014年02月05日
ダイセル・第3四半期 純利益190億円 62%増
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルが5日発表した13年4-12月期連結決算は最終利益が前年同期比62%増益の190億円と好調だった。
売上高は14%増の3032億円、営業利益は42%増の283億円だった。

主力の酢酸セルロースは網干工場の定修による減産はあったが、大竹工場と網干工場の増産が寄与した。海外向け販売が好調で価格修正や円安で売上高が増加した。

ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどポリプラスチックス・グループが展開するエンジニアリングプラスチックは、決算期が異なり13年上半期(1-6月)は自動車生産台数減少などの影響を受けたものの、その後は為替の影響もあり売上を伸ばした。

自動車エアバッグ用インフレーターは北米自動車市場の拡大や中国でのナフサ車販売の回復、円安などを背景に順調に推移した。

【ダイセル・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率%
◇売上高     303,230(14.1)
◇営業利益      28,262(42.2)
◇経常利益     31,802(48.3)
◇当期純利益     19,007(61.5)
◇1株当たり純利益  54.06円(20.44円)

<2014年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率%
◇売上高      407,000(13.5)
◇営業利益     36,000(37.4)
◇経常利益     38,000(33.0)
◇当期純利益    21,000(36.6)
◇1株当たり純利益   59.71円

ニュースリリース参照
〇決算短信
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1391589773.pdf

〇予想修正
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1391589773.pdf