2014年02月10日
カネカ、カネカロンで初の海外工場、マレーシアに建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは10日、アクリル系繊維「カネカロン」の製造設備をカネカマレーシア(本社・マレーシアパハン州)の敷地内に新設すると発表した。生産能力は年産1万2000トン、投資額は約90億円で、2015年10月の稼働開始を予定している。

カネカロンは、1957年に同社高砂工業所(兵庫県高砂市)で製造を開始したが、今回の新設設備は海外初の生産拠点となる。製品は全量アフリカ向けにかつら用として出荷する。

今回の新設により、カネカロンの生産能力は高砂工業所の現有6万1000トン/年と合わせて7万3000トン/年となる。