2014年02月12日

日本化学工業・第3四半期　 収益大幅改善

【カテゴリー】：市況 【関連企業・団体】：なし

日本化学工業が12日発表した、2013年4－12月期連結決算は売上高が前年同期比11％増加し、収益面でも大幅改善を果たした。 営業損益は前年同期の639百万円の損失から1,212百万円の改善、純損益は868百万円の損失から1,304百万円の改善となった。 化学品事業はクロム製品に需要の底打ち感がみられ出荷が好転した。機能製品のバリウムも液晶ガラス向けが伸長、リチウムイオン電池用正極材料はスマートフォン向けが好調に推移した。燐製品はいぜん苦戦。 通期予想を上方修正。 【日本化学工業・第3四半期（連結）業績】単位：百万円 （　）前年同期比増減率％ ◇売上高　　　　　27,441(10.7) ◇営業利益　 　 　 　573(ー) ◇経常利益　 　　 　 526(ー) ◇当期純利益 　　 　 436(ー) ◇1株当たり純利益　　7.96円(△9.87円) 【2014年3月期・通期（連結）予想】 ◇売上高　　　　　36,000(10.1) ◇営業利益　 　 　 　600(ー) ◇経常利益　 　　 　 600(―) ◇当期純利益 　　 　 600(ー) ◇1株当たり純利益　　6.82円